英語の勉強について

一応、8年前のTOEIC530点から、今年にTOEIC840点を取得した者として、少しばかり経験を語りたいと思う。 普段とは違う話だが、もしよければお付き合いいただきたい。

結論だけ先に述べておくと、英語は場数が必要だ。もしくはより一般的に、苦手・キライなことをできるようになるためには、必要に迫られる環境に飛び込むことが大切という教訓かもしれない。

あと、個人的にはある程度英語を使ってきた人にとってはオンライン英会話が良い選択肢のように思った。ただ、オンライン英会話の場合先生の質がまちまちで、「教える」ではなく「雑談する」先生も少なからずいる。初心者はベルリッツ等を選ぶ方が学習になりそうだ。


~高校

英語嫌い。中2の冬にして "I am like dogs" とbe動詞と一般動詞がごちゃごちゃ。「is, am, areって動詞なんだ!一緒に登場しちゃいけないんだ!」と学んだ次の瞬間に受動態 "I am helped by you" が出てきて致命傷を負う。

高校が英語に比較的力を入れているところであったため、すこし頑張る。でも平均点がやっと。

大学1~3年

英語を勉強する理由なし。大学の単位としては500点あればよかったし、まあクリアしてるし良いか。

大学2年に当時父親が仕事していた上海に初海外。が、英語はほとんど使わなかった。

大学4年

研究室に配属。英語の論文を読む羽目になる(それはそうだ)。読めない。やばい。でもなんとか頑張った。

大学院 修士1年

大学の教育プログラムで1回海外へ。英語でディスカッションつらい。時差つらい。眠い。

さすがに心が折れたので英会話をしたいと思った。が、そんなに自前のお金も積めなかったので、オンライン英会話をやってみる。(rarejobやってからweblioへ)

大学院 修士2年

2回海外出張。そのうち1つは行かない選択肢もあったが、博士の間に短期留学するつもりでもいたので経験と思い参加。オンライン英会話やってたけどやっぱりつらかった。 (少しはましになっていたはずだけど、思ったよりダメーって感じだった)

TOEFLを受け、64点(18-15-15-16)。まだまだという感じだ。

途中からオンライン英会話に飽きる。

大学院 博士1年

TOEIC 840点。正直、予想よりもはるかに高いスコアで驚いた。英会話の成果がそれなりにでていた。文法問題が感覚的に解けるようになり始めていたのも驚きであった。

1回海外出張で口頭発表。やっぱり質疑は難しい。

大学院 博士2年

3か月の海外留学。研究をすべて英語でこなしていたが、友達を作るという感じではなかったためにそこまで英語使って生活してなかったりする。まあでも結構勉強にはなったかな。

研究室に留学生が入り始める。

大学院 博士3年(現在)

TOEIC 865点。あまり大きな変化はなかったなあ、という感じを受けた。

研究室の留学生の数がさらに少し増え、日常的に英語を使う頻度が増えた。