複数の「見る」で学習効率を高める

先日、見て、聞いて、感じて学習しろ、という話を書いたが、 見るにも、いろんな「見る」がある。

  • 文字を読む
  • 図形を見る
  • 絵を見る
  • 写真を見る
  • 筋道を目で追う
  • 全体を俯瞰する

1つの学習で複数の「見る」を組み合わせると学習効率が高まると私は感じている。

私は高校生の頃、化学が好きだったが、当時は文字情報と共に、多くの実験写真が載っている「化学便覧」というものを授業中も読み漁っていた。 その読み漁り方は今思えばものすごいもので、「その情報は何ページ目かは忘れたけど、見開きの右下側にあるよ」と画像的に本1冊を記憶していたほどである。

さすがに今はその能力は(おそらく)ないが、しかしながら、複数の「見る」情報をインプットしていたことが、自分の知識になっていたことかと思うと、 その勉強法は、今後の人生でも活用していく価値があると感じている。