考え方の違いを受け止める

人間というのは千差万別、いろんなことを思っている。例えば生きる目的を最近雑談したことがあるのだが、以下のように様々な回答が得られた。

  • 自分の思うきれいな世界を表現する
  • 他人に感謝されたい
  • 自分のやりたいことを満足にしたい

このような場合、意見の不一致は当然起きる。その時には、自分の意見を主張するだけでなく、相手の考えが間違っていると思ったとしても、まず受け入れることが大切だろう。

私は「他人が天寿を全うするときに、人生良かったな、と思っていただける手伝いをする」 という大きな人生の目的があり、様々な理由があって「利己的な発想は転換させたい」 と思うが(それについての説明は別の記事に譲ろう)、「自分の人生をより良いものにしたい」という人生の目的がある人間に「利己はいかん」と言ったところで、響くことはないからだ。

相手の考えを受け入れると、相手の目線に立って考えることができる。そうすると、「相手の人生の目的から生まれる行動」「私の人生の目的から生まれる行動」が一致するケースを探したりすることができ、互いが理解を深めて、前にすすむことができるのである。