良い雰囲気を作る

最近、ロジカルシンキングクリティカルシンキングの書籍を購入してしまい、読んでない書籍がどんどん増えていく。さらさらと読まないといけないなあと思いつつ。。。


前回の続き。良い雰囲気は作りたいですよね、どう作りましょうね、という書籍もいろいろあるものだが、 その中で、「部下に好かれる、嫌われる人は、ここが違う! 『愛され上司』になる方法」を個人的にはお勧めしたい。

いろいろあるが、一個人としてできることは、相手中心で行動するということだと思う。 前述の書籍のp.167には、例えばこんなことが書いてある。

相手の感情を「動きたい」と感じさせる方向にもっていっている(中略)人の心理作用を利用し、「感情的に」動きたいと感じさせている

あるいは、

人は、動く時に理屈では動きません。むしろ、理屈を言われても抵抗を生みます。大事なのは、感情です。

ということだ。 前回の記事で記述した「個々人が前向きに取り組めること」を実現するためには、相手の感情に寄り添い、「前向きになりたい」と思っていただく必要がある*1

前向きに何かやりたいと思う理由は人それぞれだ。「他人のため」「自分のため」いろいろあるが、その各個人に合わせて話しかけ方を工夫したりすることで、その集団の雰囲気は良くなっていく。そして、個人に合わせた行動をする、ということが相手中心の行動、ということと同義である。

*1:「前向きになりたい」と思わせる、という表現でないことに注意したい。「前向きに考えろよ」と言われても困るのはわかると思う。